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●「親が学ぶ」…子育てのなかでは、親自身が子どもから学ぶことって、とても多いですね。子育てを通して自らを省みる、そして子どもとともに成長して行ければと思います。

子を育て 育った自分に 気づかされ (千種区・近藤由美子さん)
〜子の自立も難しいけれど、自分の精神的自立もなかなか大変だと実感しています。〜

子の興味 母の知識を 刺激する (緑区・古橋とふ子さん)
〜異性の子ども(息子)は、自分の子ども時代と違う好みを持ち行動します。昆虫、サッカー、歴史など、母である私が今まで関心のなかった分野の知識が子どものおかげで広がりました。〜

●「あいさつの輪を広げよう」…毎日の生活の中で、あいさつをするということは、相手を認め、相手を大切にする姿勢を示すものです。また、あいさつは、人間関係を円滑にする潤滑油でもあります。大人にとっても、子どもにとっても、友達やご近所の方など様々な人との対人関係を広げる第一歩はあいさつです。まずは家庭から、そして地域へとあいさつの輪を広げましょう。

ありがとう 心がほっと する言葉 (中川区・木下由美子さん)
〜「ありがとう」という言葉は、言われても言ってもとても心が温かくなり、嬉しい気持ちになれます。〜

「おかえり」と 母の声聞き ほっとする (岐阜市・田中和来さん)
〜誰もいない家に帰るのはとても寂しいものです。帰宅し、「ただいま」という声に「おかえり」という母の言葉が返ってくるととても安心します。〜

「こんにちは」 声も成長 地域の子 (名東区・牧まゆみさん)
〜我が子だけでなく、幼かった近所の子ども達も成長しているのだということを掛けられた声で気付きうれしくなりました。〜

●「親としてのあり方・親としての信念」…「子どもに とって、親は人生最初の教師である」と言われます。 親として子どもとどのように接するかは子どもの 成長にとって重要なことです。皆さんはどのような 信念をお持ちですか?

言葉など いらないぎゅっと 抱きしめる (緑区・佐野チサ子さん)
〜昨今の子育ては大変のようです。でも本当の愛、心からの愛があれば親の気持ちが子どもに伝わると思います。〜

子に見せる 背中で凛と しておこう (常滑市・沢田正司さん)
〜子は親の背を見て育つと昔から言います。〜

今になり 分かる親父の 痩せ我慢 (弥富町・白井建さん)
〜自分が父の年齢を越えた頃から意地っ張りだった父のことをよく思い出すようになりました。心の揺れを子ども たちに見せまいと痩せ我慢をしていた姿が目に浮かびます。今になるとそんな父の気持ちが痛いほどわかります。 そして親の我慢を平気で踏み台にして育ってきた自分に気付いて心が痛みます。 〜

見せられる 背中もちたい 親だもの (愛西市・住田勢津子さん)
〜子は親の背中を見て育ちます。自分の背中みせられますか。〜

信じ合う 親子に高い 壁はない (緑区・高橋恒夫さん)
〜子の人格を尊重し、信頼してやることが親子の壁を作らないことだと思います。〜

●「子どものしつけ」・・・子どもに基本的な生活習慣・学習習慣を身に付けさせると口で言うのは簡単ですが、実際はなかなか難しい。皆さん悩んでみえると思います。皆さんはどうされていますか?

子の気持ち 親の気持ちと 反比例 (千種区・伊藤雅子さん)
〜子どものためと思ってあれこれと口やかましくしますが、子どもにとってはただのおせっかいとしか感じられないようです。親子の気持ちが全く一致しません。〜

子の目線 まで低くして 聞いてやる (常滑市・澤磨育さん)
〜とかく大人は自分のレベルで考えますが、子どものレベルまで下がって聞かないと本当のことは伝わりません。〜
子育ては 叱る誉めるの 繰り返し (西区・沢田和子さん)
〜毎日毎日、叱ったり誉めたりの繰り返しの中で自身の母と重ねたりして親の苦労を思いました。子どもの成長 を見守り、母親として育ててもらっていると感じました。 〜

転んでも そっと見守る 親の愛 (名東区・高木与利子さん)
〜子どもの数が少なくなり、親は過保護に育てがちです。転んでも(挫折しても)自ら起き上がるのを温かい眼差しで見守りたいと思います。自立した子どもを社会へ送り出しましょう。 〜

褒められて やんちゃ坊主も 努力する (名東区・玉岡忠子さん)
〜昔から叱るより褒めよと言われています。私も褒められた学科は努力し優秀でした。けなされた時はやる気がしませんでした。やる気の環境づくりが大切だと思います。 〜

欲しい物 あたえるだけが 愛じゃない (南区・松尾直子さん)
〜子どもに物を買い与えるだけが愛情表現ではないと思います。楽しい会話をしながら子どもと一緒に食事をとり、親の思いを言葉に出して伝えるなど親と子の素敵なコミュ二ケーションをとっていきたいです〜


●「親子のふれあい」・・・子育ては喜びもありますが、時には涙もあります。喜怒哀楽の中で、根気強く親子のコミュニケーションをとることが、親子の信頼関係を築き、家族の絆を深めると思います。

あそんでよ いつまで聞ける このことば (東区・朝比奈 邦子さん)
〜息子によく一緒にキャッチボールをしようとかゲームをしようとか言われますが、この言葉も今のうちで、そのうち友人と遊ぶ方がよくなるので、遊べるうちはなるべく一緒に過ごしたいと思います。 〜

子育ては 想定外の 積み重ね (守山区・平敏彦さん)
〜子どもはあっと驚く行動をすることがありますが焦らず、それぞれの個性を生かして育てたいです。〜

ママの知恵 パパの工夫で 子の育ち (中川区・二村 貞子さん)
〜子育て中のことを思い出して作りました。〜

家族皆 笑顔で旨さ 増すご飯 (東区・水野育子さん)
〜笑顔を見るため、料理の腕を磨かないと…。〜

ナイショだよ 一番好きよと みなに言い (中津川市・吉村あづささん)
〜子どもたちはそれぞれ母に一番愛されていないと気がすみません。こっそり呼んでは「ここだけの話だけどね、いっちばん好きなのはあなただよ。みんなにはナイショだよ。」と言ってやると満足そうにしています。単純ですがかわいいです。 〜

※作品は、内容で5つに分け、それぞれお名前の50音順で掲載しています。

講  評
親学川柳も第3回を迎え、その趣旨をご理解いただけたようで、五七五のわずか17音字で親子の絆の大切さをうまく表現された作品が多くなりました。レベルの高い作品が多く、選者8名が入選作品21句を選定するのに苦労しました。
ただ同想句(同じような内容の川柳)がいくつかあったことは少し残念です。少し距離を置いて考えていただくとおもしろい川柳ができると思います。また、川柳ですからリズミカルに作ることも注意してくださいね。
入選作品の“あそんでよいつまで聞けるこのことば”はお母さんの気持ちであり、“「おかえり」と母の声聞きほっとする”は子どもの願いです。リズムよくできたすばらしい作品ですね。この親子の思いが積み重なって明るい円満な家庭が築かれていくのではないでしょうか。親学川柳を通して親学を理解していただき、親子の楽しい会話が増えることを願っています。
選者代表 戸川 嘉山(中日川柳会会長)

 
   
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