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  ●平成17年12月27日(火) 10:55〜11:25放送
■出演者 司会:星恭博さん
アシスタント:山田麻琴さん
コメンテーター: NPO法人「子どもの虐待防止ネットワークあいち」隈元眞理子さん
心のアドバイザー 西村則子さん
タレント 矢野きよ実さん

■ 内容
 少子化や核家族化が進み、家族の形もさまざまに変化してきています
今回は、多様化する家族が抱える問題に注目してみました。

 警察庁の調査によると、昨年摘発された子どもへの虐待人数は253人
NPO法人「子どもの虐待防止ネットワークあいち」の隈元眞理子さんにお伺いしました。「今のお母さんの多くは、学校を出てから仕事をして、それから出産・育児をしている。 子育てに専念していると社会から切り離されてしまうような気持ちになるのではないか。」「虐待している当事者は、追い詰められると周りが見えなくなってしまう」ので、「孤立化を防ぐことが大事」と言われます。

 タレントの矢野きよ実さんにお伺いしました。矢野さんは、小5の男の子のお母さん。仕事と子育てを両立する毎日です。「テストで悪い点をとってきた子どもを叱るとき、仕事で失敗した気持ちをひきずったまま子どもにあたってしまったことがある」そうです。 「子どもを叱った後、子どもに先に謝られ、悪かったのは自分の方なのに」と反省したそうです。

 「心のアドバイザー」西村則子さんにお伺いしました。「育児不安の背景には、仕事が忙しくて子育てに関われない父親と、子育ての悩みをひとりで抱え込んでしまう、母親の「孤立化」の問題があるのでは。」と言われます。

 お父さんの家事・育児時間は、1日平均33分というデータがあります(総務省)。
 実際にはどうなのか、ソフトボールを楽しむお父さんたちに聞いてみました。 “普段の家事や子育てはどうですか?”「自信ないですね」「あんまりやってない」という答えが返ってきました。

 父親の子育てへの関わり方について、西村さんに伺いました。キーワードは、「お父さんもかつては子どもだった」。「上から下に子どもを見下すのではなく、子どもの目線に下がって経験を話してあげて」はどうでしょうか。 矢野さんの子育てのコツは、「近所の子育ての先輩に失敗談を聞く」ことだそうです。

2〜3歳の子どもとお母さんが集まる「内山エンゼル会(千種区)」を訪ねました。核家族化が進む中、若いお母さんたちを地域で支援しようという目的で始まった集まりです。 「子どもの年が近いお母さんと知り合えたことがよかった」「ここで話をするだけでも気がラクになる」という声が聞かれました。

 「まず、身近な人に悩みを打ち明けて」と西村さんは言います。「コミュニケーションの場は待っていても見つからない」ので、子ども会やPTAなどに積極的に参加して仲間づくりをしてみてはどうでしょうか。

 また、名古屋市には「名古屋のびのび子育てサポート事業」があります。少しの時間子どもを預かってもらう、子どもの送り迎えを手助けしてもらうことなどができます。 子育てをひとりで抱えこまないよう、こういった制度も利用してみてはいかがでしょうか。


 今回の親学川柳は、
『おかえりと 母の声聞き ほっとする』
(岐阜市・田中和来さん)。「ありふれた光景だけど、なんかほっとする。そんな気持ちを詠みました。」
 
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